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５月２１日（水） コロポックルの森 〜初夏の装い〜��
さて、コロポックルの森に行っていないクラスの子ども達は、お兄さん・お姉さん達が持って帰ってきたタケノコやフキが気になって仕方がない様子です。「触ってみる？」と声を掛けると、目を輝かせながらうなずいていました。持ってみると、重たくて、ちくちくしている部分があって、毛があるところはふわふわしていて、背比べをしたり皮をむいてみたりと長い間観察を楽しみました。職員がタケノコの解体ショーと称して子ども達の前でタケノコを切ってみると、形の面白さや匂い、皮の手触り等、五感をフル活用しながら解体ショーに参加していました。切り方によって断面の形が違うことに気付いた時には、「えー！？こっちは階段みたいだけどこっちは丸の形だ！」と不思議そうにしていました。中には、「かぐや姫、いなかったね」と、童話の世界をイメージした子がいたり、「タケノコ、美味しくて大好き！」と食いしん坊さんがいたりと、解体ショーは大盛況でした！子ども達は、しばらくの間タケノコを触って遊んでいました。子ども達の学びの根源である「遊び」は、玩具や遊具だけが対象ではありません。大自然の中を駆け回ることでたくましい体が、自然物に触れてじっくり観察することで豊かな心が育っていきます。こういった経験を重ねながら、子ども達の生きる力を育んでいきたいと思います。
