2025年冬『コロポックルもお正月!そして春の足音が聞こえてきました!』
今年度は、風組(5歳児クラス)が積極的にコロポックルの森で園外活動を行いました。
コロポックルの森で、子ども達はどんなことを感じたでしょうか。私達人間にも住む家があるように、森に住む生きものにも家があります。そして森の生きものは、そこに生まれそこで育っています。森では、耳を澄ませば虫や鳥の声、風の音、木々のざわめきが聞こえ、目を向ければ、土の中や葉の裏、木の根元に生きている命に出会うことができます。私達はいつも“森にお邪魔している”ことやいっぱい遊んで動くと、こんなにもご飯が美味しく感じたり、日本の四季を肌で感じたり、「生きる」ことの意味を何かしら感じたことと思います。将来、この体験が子ども達の『生きる力の基礎』となることを心から願っております。
最後に、以前もお伝えしましたが、子ども達に様々な体験をさせるには、環境整備や管理はとても重要だと感じます。命をお預かりすることの意味、幼少期の大事な時期に今しか体験できないことを提供していくことの大切さを日々感じる中で、森の維持管理はとても大切です。何事も、簡単にできることではありません。私達の仕事は、時間や手間を惜しまず愛情をかけて育てていくことが大切で、それがやりがいなのだと、あらためて実感しています。
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