先日、コロポックルの森で風組が収穫した栗を栗ご飯にして食べました。天ぷらは、揚げたて熱々が一番おいしいということで、園長が子ども達の目の前で揚げました。油の中で音を立てながら、おいしそうな良い香りに包まれていき、いざ、目の前に！揚げたてを「熱っ！おいしい！うまっ！最高！」とサクサクッと音を立てて食べていました。さらには揚げたてのおいしさで食欲も最高潮！いつもさつまいもは苦手と言っている子どもも、美味しいと言って食べていました。『食欲の秋』を満喫した子ども達でした。
　自由の星では、日頃から温かいものは温かいうちに提供をしています。子どもに危ないからという理由で、冷めておいしさの瞬を逃してしまったものを提供するのではなく、工夫や声掛けひとつで、おいしいと思う瞬間を子ども達に届けることができると考えています。おいしいと何度も言いながら、夢中になって食べている姿を見て、次はどんなおいしいものを届けようかと思いましたし、さらに目の前で調理されると視覚、嗅覚、聴覚、味覚が刺激され、【食】への関心が高まるような気がしました。
　そして、これからも季節を感じられる活動を多く取り入れたり、日頃から本物に触れる機会を作るようにしていきたいと思います。幼い頃に経験したこと、感じたことは、大人になってもずっと心に残り、人間性の基盤となっていくことを心に留め、子ども達の感性を育み、心の成長に繋げていく機会をつくっていきたいと思っています。


 〜お品書き〜
コロポックルの森の恵み栗ごはん
季節の野菜天ぷら（かぼちゃとさつまいも）
鶏肉の胡麻焼き
ほうれん草おかか和え
お吸い物
梨