梅雨がまだ明けていませんが、コロポックルの森は既に初夏の装いです。
定期的に森の整備をするため理事長や園長がコロポックルの森に足を運んでいますが、その度にたくさんの出会いを知らせてくれます。
たわわに実ったビックリグミやヘビイチゴ、桑の実にねむの花、、カタツムリを葉に乗せたアジサイ、くるみや栗の赤ちゃん、様々ないきものや植物が夏の訪れを感じさせてくれています。
そして、コロポックルの森には、子ども達を守ってくれる御明神様も鎮座されています。
ふと目を向けるといつもは気づかない風景に気づかされることもしばしば・・・。ビックリグミやアジサイなどは園内にも飾り、観察したり、触ったりしながら四季を感じています。
コロポックルの森へ行くと、美味しい空気を吸うことの気持ち良さ、行き交う鳥や動物から教わる自然の厳しさや雄大さ、色とりどりの花や緑が知らせてくれる美しさ、触れて食して感じる感謝の思い、一言では言い表すことのできないたくさんのことを感じて帰ってきます。一方通行では決して成り立たない関係性も見えてきます。自由の星は人間教育を大切にしています。「生きる力」や「思いやりの心」は、どのように育まれるのでしょうか。森での気づきは、子どもを取り巻く環境が変化していく中で、私達が大切に考えている『人間教育』を再度見直すきっかけになっています。これから暑い夏を迎え、またあたらしい発見に出会えることを楽しみにしています。