2023年9月22日 コロポックルの森〜秋のたより〜『大好評!森からの恵みおやつ:栗ごはん』
大崎市古川にあるコロポックルの森(野外保育場)にも、秋がやってきました。と言っても、今年の夏はまだまだ秋の訪れを許さず、木々にはまだまだ青い栗やクルミが見え隠れしています。残暑が厳しい中でしたが、先日職員が栗の収穫に行ってきました。1時間半程で、なんと12kg程の栗が収穫できました。栗は、木から落ちたら虫や動物に食べられる前に収穫しないといけません。そして、とげとげのイガから栗を出し、さらに皮を剥きます。手間も時間もかかりますが、職員全員で、秋の味覚を届けるために、収穫、皮むきと頑張りました!桃栗3年、柿8年と言われるように、栗がなるまでには、最低でも3年の年月が必要と言われています。コロポックルの森の栗の木は樹齢何十年、もしかすると100年近くなっているのかと思う位太いのです。そしてピンポン玉より大きい実をつけます。そこまで大きくなるには、木の手入れから始まり栗がなった後イガを集め処理するなど管理をしていかないと、ここまで大きくはならないのです。
9月22日に収穫した大きい栗を『栗ごはん』にしておやつでいただきました。子ども達は、スプーンより大きい栗を「美味しい!」「おかわりしたい!」と嬉しそうに喜んで食べていました。
食卓に届けられるためには、たくさんの手間と愛情が込められています。常々、理事長と園長は子ども達に旬の美味しいものを届けたい、と話しています。どんなに手間がかかっても、大変でも、おいしいと食べてくれる笑顔を見ることができれば、それは『やりがい』『幸せ』につながるものだと感じます。
今回使用した栗は、完全made inコロポックルの森! 食べることは一瞬ですが、食卓に届くまでには、手間や愛情がたくさんかけられて届けられていることを実感します。そして森の豊かな恵みに感謝をしたいと思います。
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