子ども達に地域の自然環境や生活環境の中で様々な体験をして、環境についての『気づき』をもってもらうことを目的として、毎年、杜々かんきょうレスキュ―隊事業の学習プログラムに参加をさせてもらっています。今年も、かわらばんの菅原さんに<川に学ぼう〜ちいき・しぜん・くらし〜>と題して、地域の川にいるいきものについての学習プログラムをしていただきました。
川で獲れたいきものを実際に保育園にもってきてもらい、いきものの名前や特徴やなぜその特徴をもっているのかをじっくり観察しながら教えてもらいました。また、実際に魚の胃袋の中に入っていたものも観察しました。バッタや魚の卵、カメムシ、蟻などを食べて生きていることを知り、川の中にいる生きものだけではなく、陸地から飛んできたりした生きものも食べていることに驚いていました。このような機会をきっかけに、魚の住む川を大切にしていく気持ちも生まれてきていました。
また、毎年お預かりして広瀬川に放流させてもらっている鮭ですが、今年は台風などの影響で鮭が川に戻れずお預かりできる状況ではない現実も教えてもらいました。いきものが生きていく環境の厳しさを痛感し、私達ができることを精一杯していくことも大事だと改めて感じました。