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長町自由の星保育園

宮城県仙台市太白区長町
4-7-15
022-748-0383
022-748-0384
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お知らせ

絆の日 〜あの日を忘れない〜

東日本大震災から8年が経とうとしています。震災で失われた多くの尊い命にご冥福をお祈り致します。そして、最愛のご家族やご友人を亡くされた方々に心からお悔やみ申し上げます。時の流れと共に、私達の生活は日常を取り戻しつつありますが、今もなお復興に向けて歩んでいる方が沢山います。
 保育園に通っている子ども達は、震災当時は生まれていませんでしたが、あの日を忘れない、そしてこれから力強く生きていく力を身につけて欲しいという願いを込めて、愛光福祉会の3園では、どの園でも3月11日を<絆の日>としています。星・森・風組の子ども達は、多賀城消防署より頂いた震災の映像を見ました。震災発生時から復興していくまでの様子を子ども達は真剣な表情で見ていました。そして、副園長先生や職員から、命の尊さや災害時への備えの大切さ、復興するまでに沢山の方が支えてくれたこと、当たり前の生活が送れることがとても幸せであることを教えてもらいました。未満児クラスでも、子ども達が少しでも理解できるように分かりやすく伝えました。
8年前の震災当日、子ども達はお昼寝から起き始めた頃にあの大きな揺れを感じました。とても大きな揺れに怯えながらも、直ぐに職員の元に集まったり、布団の中に隠れたりしました。その後、近隣のガス管破裂、火災の二次被害の恐れが発生した為、近くの小学校へ避難して夜遅くまでかかりながら、保護者の元へ子ども全員を無事に帰す事ができました。何年も前から「いつか宮城県沖地震はくる。しっかりと備えましょう」と、毎月避難訓練を行ってきました。日頃の訓練積み重ねもあり、未曾有の大震災でも誰一人怪我する事なく保護者の元に帰せたことに安堵したことを今でも覚えています。
 給食とおやつは、毎年震災当日に愛光福祉会で提供された食事と同じものを提供しています。これからも3月11日には、子ども達が強くたくましく生きていくことができるように、あの日を経験した人達が、語り継いでいき過ごしていきたいと思います。
絆の日 〜あの日を忘れない〜

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