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長町自由の星保育園

宮城県仙台市太白区長町
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お知らせ

 2018年3月9日 『東日本大震災から7年目の春を迎えます』 

3月11日、未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から、7年が経とうとしています。この震災により失われた多くの方々の尊い命に対し、職員一同、心からご冥福をお祈り申し上げると共に、最愛のご家族を失われたご遺族に対し、心からお悔やみを申し上げます。
 震災を忘れないで欲しい、そして子ども達に生きる力を身に付けて欲しいという願いから、保育園では3月11日を《絆の日》として過ごしています。在園児には震災を経験した子どもはいなくなりましたが、震災を忘れない、語り継いでいくことの重要性を感じながら、私達職員もこの日を迎えています。
 7年前の震災当日、子ども達はお昼寝から起き始めた頃にあの大きな揺れを感じました。とても大きな揺れに怯えながらも、直ぐに保育士の元に集まったり、机の下に隠れたりして避難しました。その後近隣のガス管破裂、火災の二次被害の恐れが発生した為、近くの小学校へ避難して夜遅くまでかかりながら、保護者の元へ子ども全員を無事に帰す事ができました。何年も前から「いつか宮城県沖地震はくる。しっかりと備えましょう」と、毎月避難訓練を行ってきました。日頃の訓練積み重ねもあり、未曾有の大震災でも誰一人怪我する事なく保護者の元に帰せたことに安堵したことを今でも覚えています。
 今日は、「あの日を忘れない」「多くの国内外の人に支援してもらって今があること」鎮魂の気持ちを込めて、職員から当時の事を聞いたり、町が復興していく記録をとった映像を星組・森組・風組の子ども達と鑑賞したりし、当時と同じ給食と午後おやつを食べて過ごしました。
 これからも震災のことを語り継ぎ、一人ひとりの生きる力を育んでいきたいと思います。
 2018年3月9日 『東日本大震災から7年目の春を迎えます』 

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