３月７日に卒園を控えた風組(５歳児クラス)のお別れ会を行いました。保育園生活を写真で振り返ったり、小さいクラスからメッセージやプレゼントをもらったり、卒園が近づいていることを実感し、「悲しくなってきた〜。」という声も聞こえてきていましたが、お返しのメッセージやダンスで見せた姿は、とても眩しく凛として見えました。小さいクラスの子ども達はそんなお兄さん、お姉さんの姿をあこがれの眼差しで見ていましたが、優しくしてもらった事や一緒に遊んだ事を思い出し寂しくも感じている様子でした。今まで、楽しかった事、悲しかった事、嬉しかった事など保育園生活でたくさんの経験をしてきたことと思います。３月１１日は卒園式が挙行されます。卒園まであと少しですが、残りの園生活を楽しんで欲しいと思っています。
ランチは、最後の『自由軒レストラン』。今回は『フィンガーボウル』を使って食事をしました。大きなガーリックシュリンプにサイコロステーキ、そして最後は大きなシフォンケーキといちごのデザート！「美味しい！」「幸せ〜」と言いながら、じっくり味わっていました。フィンガーボウルの使い方を栄養士の岩間先生から教えてもらい、まずはシュリンプの頭を取って、次に体の殻を剥いて、手が汚れたらフィンガーボウルで指先を洗っていただきました。苦戦しながら、様々な食事の仕方を知るよい体験になったようでした。今年度、自由軒レストランを通じて、ナイフやフォークの使い方やマナーを知ったり、料理を作ってくれる人への感謝の気持ちが育まれたり、普段はなかなかできない食事体験を楽しみ、色々なことを学んでいました。
自由の星では、日頃から本物に触れる機会を作ったり、世界の国々を『食』を通しても知る機会を作ったり、食事のマナーを知り食事をする機会を作ったりしています。幼い頃に経験したこと、身に付けたこと、感じたことは、大人になってもずっと心に残り、人間性の基盤となっていくと思います。これからも子ども達の感性を育み、心の成長に繋げていく機会をつくっていきたいと思っています。